株式投資におすすめな本-財務諸表を読む力
読書レビューです。
今回はこの本です。
史上最強の投資家 バフェットの財務諸表を読む力 大不況でも投資で勝ち抜く58のルール
- 作者: メアリー・バフェット,デビッド・クラーク,峯村利哉
- 出版社/メーカー: 徳間書店
- 発売日: 2009/03/19
- メディア: 単行本
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株式投資をする際に、テクニカルオンリー。という人もいるのですが、
私はそういうタイプではなくて、ファンダメンタルでバリュー投資とグロース投資
をミックスさせたような感じでやろうと思っています。
その上で欠かせないのは財務分析です。
しかし、簿記3級程度の私に会計学とかファイナンス論なんてわかるわけもない。。。
どうしたらよいか?と考えて探したのがこの本でした。
財務諸表は主に3種類あります。
この3種類です。この本にはその企業の財務分析をする場合に、
それぞれの表の、どの項目をどのように見ればよいのか?
ということをわかりやすく書いてあります。
損益計算書
企業がその年でどれだけの利益をあげたのか?
が分かる表です。いわば企業の成績表です。
成績が良ければ黒字、悪ければ赤字です。
キャッシュフロー計算書
企業がその年にどのようなお金の移動があったのか?
が分かる表です。それぞれ、営業、投資、財務と別れています。
それぞれの活動でどのようにお金が動いたのか?がわかります。
これを読めば財務分析ができる!?
私はこの本に書いてあることをノートにまとめて、実際の企業分析に
役立てていたりします。
例えば、有利子負債がある(つまり借金がある)場合に、それが
どれくらいの金額だったら財務的に問題がないのか?
また、単純に経常利益と営業利益の違いとか、そういうことがわかるだけで
あのよくわからない数字の羅列がものすごく面白く見えてきます。
株式投資をしたくて、かつファンダメンタルを勉強したい!
と思っている人は絶対に1度と言わず2回3回と読んだ方が良い本だと思います。
もちろん、これを読んで学んだことはちゃんとブログに生かしていきますぜ!
ただ、これを読んだだけで株を買ったりするのはまだまだ危険な気がします。
とても良書だと思いますので、株を検討している人は是非読んでみてください。