初心者のためのExcelマクロ超入門(絶対できるVBA開発)

マクロがまったくわからない人のためにエクセルマクロやVBAについてできるだけわかりやすく書いています。Twitter:@shuhhohhey

Androidアプリ開発環境をEclipse4.2で構築した手順

単なる覚書だけど、きっと参考にはなると思うので記載します。
このままの手順でやって実際に構築できてます。
構築中に起こったトラブルもそのまま記載してます。

参考にしたサイト。一部こちらの内容を転載しました。
自分環境用に内容を少し変更しました。
http://www.fukuoka-edu.ac.jp/~fujimoto/android.html

1:Eclipseのインストール
http://mergedoc.sourceforge.jp/

このサイトから、Eclipseをダウンロードする。
バージョンは4.2のStandardで十分。

2:ファイルを解凍するとすぐに使えます。
今回はC:\eclipse-androidフォルダに解凍します。
C:\eclipse-android
|
-eclipse

のように、eclipseフォルダができるようにしてください。
普通に解凍すると、pleadesというフォルダができるので
フォルダ名をeclipse-androidに変更すればok


3:JDKのインストール
インストールファイルはこっから
http://www.oracle.com/technetwork/java/javasebusiness/downloads/java-archive-downloads-javase6-419409.html

32bitマシンの場合はjdk-6u45-windows-i586.exe
64bitマシンの場合は jdk-6u45-windows-x64.exe

をインストールします。
EclipseはJDK6.0を使っていることが多いので最新のJDK7を使うより
無難かもしれないという理由です。
別に7でも問題ないとは思うけど、一応くらい。

4:ダウンロードしたファイルをダブルクリックしてインストール。
特に設定の変更は必要ないと思う。何も設定しないと自動的に
C:\Program Files\Java\jdk1.6.0_35とかにインストールされるはず。
インストール先のパスを使うので、どこにインストールしたかは覚えておいてください。

5:環境変数の設定
JAVAHOMEを登録します。

次の手順で。

(1) システムのプロパティを開く。
(2) 詳細設定タブを選択
(3) 環境変数ボタンをクリック
(4) ユーザー環境変数の新規ボタンをクリック
(5) 次の内容を入力してOKボタンをクリック

変数名 JAVA_HOME
変数値 インストールしたJDKのインストールパス

例えば、

変数名 JAVA_HOME
変数値 C:\Program Files\Java\jdk1.6.0_35
(6) ユーザー環境変数の新規ボタンをクリック
(7) 次の内容を入力

変数名 Path
変数値 %JAVA_HOME%\bin
(8) OKボタンをクリックして閉じる

コマンドプロンプトに起動して、次のコマンドを実行。

java -version
コマンドが正常終了して、次のような結果が表示されればOKと。。

java version "1.6.0_35"
Java(TM) SE Runtime Environment (build 1.6.0_35-b10)
Java HotSpot(TM) Client VM (build 20.10-b01, mixed mode, sharing)

6:eclipseを起動
ワークスペースは初期の../workspaceにする
理由は以後eclipse-androidフォルダ内にすべてのソースなどを管理できるため

7:Androidのプラグインをインストールする
[ヘルプ]→[新規ソフトウェアのインストール]をクリック
リポジトリの追加(画面右の追加ボタンをクリック)から

 名前: Android Plugin
 ロケーション: https://dl-ssl.google.com/android/eclipse

を追加し、しばらく待って、[開発ツール] を選択。
次へ。
さらに次へ。
同意して完了。

警告が出る場合はOKをクリック。

再起動しますか?と言われるので再起動する。

8:Android SDKを構成する
警告画面が出るが閉じるをクリックして一旦無視。
Android開発へようこそ」が出るので
新規SDKのインストールにチェックがついてるのを確認。
※Andorid2.2などの旧バージョンにまでフル対応する気なら
「Install Android 2.2, a version which is supported by ~96% phones and tables」に
チェックを付ける。(私は付けなかった。。。)

次へを押す。

いいえを選択して完了ボタンを押す

Accept Lisenceをクリックしてインストールボタンを押す。

完了したらクリーン起動を行う。
C:\eclipse-android\eclipse\eclipse.exe -clean.cmd
をダブルクリックして実行する。
(キャッシュクリアをするので起動には時間がかかります)

SDKがインストールされるが、最初の場所が
C:\ユーザー\C:\Users\ユーザー名\にandroid-sdksが作成されて
ファイルがインストールされている。
このままで問題ないが場所管理にこだわるなら、Eclipseがあるフォルダに移動して、
設定のAndroidのパスを移動した場所に書き換えればOK。
(ちなみに私は移動してない)


9:エミュレータのインストール
eclipse の [ウィンドウ] → [Android SDK Manager] を開く。

!!!!!トラブル!!!!!!
eclipse の [ウィンドウ] → [Android SDK Manager] が見当たらない・・・汗
AndroidSDKの構成に失敗したと思われるので
先ほどインストールしたC:\ユーザー\C:\Users\ユーザー名\にandroid-sdksを
C:\eclipse-android\以下にコピーする
[ウィンドウ]→[設定]のAndroidからSDKのロケーションのパスを設定しなおしてクリーン起動

直らない・・・汗


ググった。。。解決!

http://www.devlog.alt-area.org/?p=547

にあるとおりに設定を変更したら、出た!!

改めて以下の手順を実行

にチェックをいれる。
※最新は4.3なのでそれにもチェックを付ける
インストールボタンを押す。(Install 数字 packagesっていうボタン)

インストールウィンドウを見て×がついていたら、同意してないので、
それぞれのカテゴリをクリックしてAccept Lisenceを選択する。

Installボタンを押す。

時間はかかると思うが完了したら、×ボタンで閉じる。


クリーン起動する


次に,eclipse の [ウィンドウ] → [Android 仮想デバイス・マネージャー] を開き, [新規]をクリック。

AVD名: Android4.3
装置: Nexus 7
ターゲット: Android4.3
CPU: ARM
RAM: 1024, VMヒープ: 256
内部ストレージ: 512
SDカード: 512
ホストGPUを使用にチェック
を入力し,[OK]をクリック。

そして,[Android 仮想デバイス・マネージャー]内の[Android4.2]を選択し, [開始]→[起動]をクリック。
これで,エミュレータが起動する。


起動を確認。

10:サンプルのビルドと実行
eclipse の [ファイル] → [新規] → [その他] を開き,

Android
 → Android Project from Existing Code(既存から開くってこと)

を選び,[次へ]をクリック。[参照]をクリックし,

c:\ユーザー\<ユーザー名>\android-sdks\samples\SkeletonApp
を選び,[OK]をクリック。

画面に「Welcome」または「ようこそ」のウインドウがある時は, その横の×ボタンを押して消す。
この状態で,メニューの「実行」→「実行」を選択し,さらに, 「Android Application」を選択し,「OK」をクリック。

!!!!!トラブル!!!!!

Failed to allocate memory: 8

というエラーでシミュレーターが起動しない・・・・
ググって解決。

http://www.teradas.net/archives/9181/

にあるとおり、iniファイルにMBって入れて、
容量を1000くらいにすると起動した。

11:高速なエミュレーターをインストールする

eclipse の [ウィンドウ] → [Android SDK マネージャー] を開く。

Extra
 → Intel x86 Emulator Accelerator (HAXM)

を選び、[Install packages..] をクリック。

 C:\eclipse-android\android-sdks\extras\intel\Hardware_Accelerated_Execution_Manager

にあるIntelHaxm.exeをダブルクリックしてインストール
※なんかすでに入っているっぽいので、インストール失敗したけどそのまま続行。
→PCによるので実行は1回は絶対した方がいい。

[Android 仮想デバイス・マネージャー]内の[Android4.2-Intel]を選択し, [Start]→[Launch]をクリック。

さっきと同じFailed to allocate memory: 8で止まるので
同じことをして再度起動しなおす。

起動を確認でOK!

以上!